はじめに
知らないうちにたくさん摂取している古い油。
実は体にとても負担があり、治癒力を妨げたりアレルギーなどの様々な症状を引き起こします!
こちらの記事では新しい油・古い油の見分け方と、食べてはいけない理由についてまとめました。
安全で正しい油の選び方も、最後に紹介しています!
古い油=酸化した油
油は腐らない!と思っていませんか?
確かに腐りませんが、酸化・劣化します。
最近アブラものを食べると胃もたれ起こすんだよね〜
そんな方は、もしかしたら油が酸化しているからかも!
お惣菜や加工食品を食べた後に起こる胸焼けの大半は、酸化した油が原因です。
ではここから先は、古い油⇨「酸化油」と表現を変えて解説していきます。
油の酸化チェック
お家にある油が酸化していないかチェックしてみましょう!
- 嫌なニオイがする
- 色が濃い
- 煙が出る
- 泡が消えない
- 粘りがある
- 切れが悪い
上の項目に当てはまるほど、その油は酸化しています!
開封からの目安は1~2ヶ月です。保存には冷蔵庫がオススメ!
酸化の原因
●空気に触れる
小さな入れ物かつ、ちゃんとフタが閉まるものを使いましょう。
●光に当たる
直射日光はもちろん、蛍光灯の光も酸化の原因となります。
●熱を加える
揚げ物などで繰り返し同じ油を使うと危険です。
温め直しも酸化の原因となります。
酸化油の恐ろしいリスク
肝機能障害
酸化した油には、過酸化脂質がたくさん含まれています。
過酸化脂質を分解できる臓器は肝臓のみです。
負荷がとても大きく、肝機能障害や脂肪肝を引き起こす原因にもなります。
揚げ物を食べ過ぎると太る理由はコレ!
動脈硬化
酸化した油で揚げ物などを揚げると、酸化コレステロールがたくさん発生します。
これが、動脈硬化を引き起こす原因になります。
インスタント食品・マヨネーズ・ウインナー等加工品にも多く含まれているので要注意です。
安全な油の選び方
買ってすぐに使い切れば良いってことよね?
いえ、実はそうとは言い切れません。
スーパーに並んでいる時点で、酸化している油も混ざっているの可能性があります。
油を購入するときは、以下の3点に気をつけて購入しましょう。
- 低温圧搾かつ昔ながらの製法のもの
- 遮光ビンに入ったもの
- 早めに使い切れる量をこまめに買う
どんなにいい油を買っても、使いきれずに酸化したらもったいないですよね。
我が家は以下の油などをお料理に使っています!
上に挙げた条件をクリアしているオススメの油です! |
鹿北精油の油もオススメです! |
さいごに
酸化した油は、恐ろしい病気を招く原因となります。
(ちなみに料理の油だけでなく、スキンケア・ヘアケア製品のオイルも要注意です。)
安全でおいしい油を見極めて、体に負担のない食生活を送りましょう!