pHバランス、気にしたことある?「弱酸性」と美肌の関係

お肌は弱酸性!とよく聞きますよね。
今回の記事では肌の弱酸性を保つ理由や、アルカリ性に傾いた時に起こる影響についてまとめました。

目次

pHバランスとは

pHとは酸性〜アルカリ性を表す指標のことで、「ピーエイチ」、「ペーハー」と呼ばれます。
pH0から14の数値で表され、0に近づくほど酸性が強く、14に近づくほどアルカリ性が強いです。
中間は7になります。

ヒトの肌は弱酸性

生まれたての赤ちゃんの肌は中性に近い状態ですが、成長するにつれてpH約4.5~6の弱酸性に保たれます。
肌の表面で汗と皮脂が混ざり合った天然のクリーム「皮脂膜」が弱酸性を保ち、外的刺激や悪玉菌から守ってくれます。

pHと肌トラブルの関係

アルカリ性に傾くとどうなる?

もともと肌には20種類以上、数百億個もの常在菌がいます。
しかし、肌のpHがアルカリ性に傾くと、黄色ブドウ球菌などの悪玉菌が増えやすくなり、湿疹や炎症の元となります。

けいこ

悪玉菌はアルカリ性の土壌が大好き!
肌トラブルが起きやすくなるよ!

あらゆるトラブルの原因

肌のpHバランスが崩れることによって、肌のバリア機能も崩れてしまいます
バリア機能が崩れると肌が乾燥しやすくなります
乾燥すると紫外線の影響も受けやすく、シミやシワなど老化の原因にもつながります。

肌のpHバランスがこんなに関係あるなんて…!

ここまでで十分怖いですが、もう一つ。
pHがアルカリ性に傾くと免疫関連にも変化が起き、アトピー性皮膚炎が発症しやすくなります
肌のpHバランスが崩れると、あらゆるトラブルにつながるのです。

肌がアルカリ性に傾く原因

  • 汗を大量にかいた時
  • 石鹸やアルカリ性の洗浄料を使った時
  • 加齢

夏にあせもや吹き出物ができやすいのも、これが原因なのね!

肌トラブルが起きている時、肌はすでにアルカリ性へ傾いています。
その状態で石鹸や一般的なボディーソープを使っていると、治るものも治りません。

市販のリトマス試験紙が安く手にいられるので、気になる方はお手持ちの洗浄料のpHバランスを調べてみてください↓

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産院でもらう石鹸は使わないで!

昔から産婦人科では、出産後の退院セットとしてオムツやベビー石鹸、粉ミルクなどの試供品を沢山くれます。
ここが肌トラブルの入り口になっているなんて誰が思うでしょうか…泣。

そもそも石鹸は必ずアルカリ性。ベビー用でもそれは変わりません。
赤ちゃんの中性に近い肌は、アルカリ性の洗浄料でどんどんアルカリ性に傾き、湿疹などの肌トラブルが起きやすくなります
大切な我が子の肌が荒れたら、不安なあなたはどうしますか?

それはもちろん皮膚科でお薬もらってくるわ…!

より綺麗にしなきゃと石鹸で洗い、皮膚科のお薬を塗ったり、市販のベビーオイルで保湿しますよね。
しかしベビーオイルは石油由来で保湿力はなく、どんどん肌が乾燥していき…悪循環が止まりません。
どうかこれらを赤ちゃんには使わないでください。

肌を弱酸性に保つ方法

弱酸性を保つには、弱酸性の洗浄料を使う!
これが1番の解決策です。
しかしながら、石鹸や市販のボディーソープはアルカリ性で作られています。
弱酸性として販売されている製品も、「pH調整剤」を添加して無理やり弱酸性にしているため、オススメできません。

私が6年以上愛用している洗浄料は、pH調整剤不使用で、初めから終わりまで弱酸性で作られています。
肌への負担もなく、大人も子供も安心して使える製品です。
実際に、使い始めて早くて3日、長くても7日ほどで肌トラブルが落ち着いてきたという声を多数いただいています。

まとめ

お肌を健やかに保つには弱酸性であることが大切であり、弱酸性を保つには洗浄料も注意する必要があります。
既に肌が荒れている方、肌が荒れやすい方、乾燥肌の方、お子さんは特にお気をつけください。

決して石鹸の存在が悪というわけではありません。
洗浄力が強すぎるので、オススメしないというだけです。

洗浄料の選び方に迷う方は、カウンセリングも行っているのでぜひご相談くださいね。

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